2014年02月11日

日本食の定義

日本食と言われて思いつく料理はなんでしょう。
私は寿司、てんぷら、刺身、うな重です。
考えてみると民族を代表する料理は普段から食べているものでないといけないと思います。

寿司、刺身、てんぷら、うな重とかは普段から食卓にあがるものではありません。
しかも寿司とか刺身は自分でなかなか作ることがありません。

日本食を文化遺産に登録したとかで浮かれていますが本当にいいのでしょうか。
文化遺産に登録された料理名を誰も知りません。
ただ大きく分類されて日本食となっているだけです。
文化遺産登録するにあたってさまざまな対策が講じられそのメンバーには京都の有名料理店主とかも名を連ねていました。

しかし料亭ででてくるような料理を普段食べる人なんていません。
それに旅館とか料亭ででてくる懐石料理は作る人によってメニューも違います。
懐石料理の定義も分かりません。
なんでもいいのかもしれませんし。なにか決まりごとがあるのかもしれませんが一般的に知っている人はいないでしょう。

各国の代表料理をあげてみます。
イタリア:ピザ、パスタ
イギリス:フィッシュアンドチップス
インド:カレー、ナン、チャパティ、タンドリチキン
アメリカ:コーン、ハンバーガー
スペイン:パエリア、トルティージャ
フランス:フランス料理
タイ:タイカレー、クイティオ
中国:点心、ラーメン、焼き飯など多数
メキシコ:タコス

とまあフランスのフランス料理というまるで日本の懐石のような曖昧なのを除けば各国それぞれ普通に食卓に並んでいるものです。外食しても安く普段から食べられているものです。

日本食で本当に日本人が普段食べているものといえば、焼き魚、ごはん、味噌汁、コロッケ、ハンバーグ、おひたし、漬物、納豆、豆腐、などではないでしょうか。そして本当に普段食べているこれらの食物は文化遺産登録に値するほどのものでしょうか。

日本人は外国に間違った日本食が広がってほしくないとの思いがあるようです。
寿司なんか典型的で、日本にあるような握りではなく巻物が多くしかもなんか違います。
カリフォルニアロールなんか寿司とは思えない。

しかしこれに目くじらをたてても意味がない。
外国の寿司はそれはそれでおいしいと感じる人も多いです。

日本のピザをイタリア人がみたら間違ってるといって目くじらは立てませんし日本人も本場のピザとは主張していません。

外国にある日本食も現地の人は本物の日本食と思って食べているわけではありません。
日本食に近い日本の食べ物と分かって食べています。

日本食の文化遺産登録をした以上、日本人は本物の日本食を作る必要があります。
しかし本物の日本食とは一体なんなんでしょう。


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Posted by msd at 22:41│Comments(0)おすすめ
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